『社会をつくる「物語」の力』
社会をつくる「物語」の力 学者と作家の創造的対話 (光文社新書)
- 作者: 木村草太,新城カズマ
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2018/02/15
- メディア: 新書
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中頃で木村草太さんが面白いことを言っている。
木村 読めば「おもしろい」って思ってもらえる自信があるんですけれども。このテーマで、これだけのボリュームを読みこなそうという人が、いまの日本にどのくらいいるのか。出版社がこれでOKを出してくれるのか。社会調査として、ちょっと楽しみです。(168ページ)
いますよー。とまずは応答したい。新書としては分厚い(370ページ)けれど、全編これ膝を打つ意見の連続で、大変面白く読んだ。面白かったところを引用してみる。(iPhoneでポチポチ手打ちしているから、面白いところはたくさんあるけど、あまり長くは書けない)
木村 実は「法学部は法学SFをやる場所」と言っていいと思います。「架空の法があったら人間がどう動くか」を考えるのは、法学者として普通にやっていることですから。(27ページ)
新城 そもそもフィクションとフェイクニュースは本当に区別できるのかっていう問題もあります。つまり、近代小説の起源は、おおよそ18世紀く17世紀後半ぐらいのヨーロッパになるんですけども、最初のころは、新聞記事と短編小説って、実はほとんど区別がなかったんですよ。(82ページ)
木村 ものすごく単純な例で言えば、道路交通法で「赤が止まれ、青は進め」と決めてある。でも赤と青という色を理解する人がいなくなったら、信号は機能しなくなってしまう。それと同じで、民主主義や人権が機能するには、いろいろな前提が必要なはずなんです。(172ページ)
その前提が壊れているのが問題だということですが、すごくわかる。
本書の第3部では他にも、木村さんが現状を憂いているところがあって、ふーむと唸ってしまうのだが、その話はまた次回。
取り急ぎ、読んでよかったという報告まで。
あるリップラーの日常
仮想通貨のひとつ、リップル=XRPを持っている人、リップル社のビジョンに共感する人をリップラーと呼びますが、、、
リップラーの日常?
少なくとも私に関しては
暇
の一言でしょう。
私はコインチェックでしかXRPを持っていないわけで、ひと月以上も凍結が続くと、やるとこがないんですね。やりたくても何もできない。ガチホをきめこんでるから、いいっちゅえば、いいんですけど。
そりゃ、欲を言えば、正月に1XRP=400円で売って、いま100円以下で買えば、XRPが約4倍になっていたかも、、、という妄想が頭をよぎらないかというと、よぎってしまうんですけど、400円のときには、イケイケドンドンで、もっと上がると思ったもんなぁ。だから、今年は今のところ、正月しか面白くなかった。ほんまに。あんときは。あほみたいに上がったもんなぁ。
そうは言っても悲観していないのは、なんだかんだで大半を20円代で買ったので含み益があるのと、ツイッターで見る限りXRPの流動性が上がってるゆえ高騰が約束されてるような雰囲気を非常に感じるから。
もちろん保証なんてないから、投資は自己責任だけど、リップルに関しては、期待がもてる。ちょっと調べれば、提携先がガチなのはすぐわかるし、実用化に向けて着実に歩を進めていて頼もしい。
だから今のうちにXRP買っとくといいと思うよ。保証はできんけど。数年後が楽しみやで。
まつすぐな道でさみしいby山頭火
以前、山頭火句集を読みながら、気に入った句をメモしていたのが見つかったので、どうぞ。いいよ。
分け入つても分け入つても青い山
まつすぐな道でさみしい
ひとりで蚊にくはれてゐる
どうしようもないわたしが歩いてゐる
こんなにうまい水があふれてゐる
酔うてこほろぎと寝てゐたよ
こほろぎよあすの米だけはある
酔へなくなつたみじめさはこほろぎがなく
お正月の鴉かあかあ
ながい毛がしらが
ふくろうはふうろうでわたしはわたしでねむれない
日ざかりのお地蔵さまの顔がにこにこ
お月さまがお地蔵さまにお寒くなりました
百合咲けばお地蔵さまにも百合の花
誰も来てくれない蕗の佃煮を煮る
蜘蛛は網張る私は私を肯定する
この本ね。
『一度は読んでおきたい現代の名短篇』
今回は最近出た新書を紹介します。
小説好きを自認しているから、半分くらいは既読していると踏んで買ってみたところ、たったの5作、むかし読んだと思うものを入れても10作に満たなかった。おかしいな。こんなはずではなかったんだけど。
チョイスが独特なように感じなくもない。
例えば村上春樹からは何が選ばれたか?
かえるくん、地球を救う ?
象の消滅 ?
蛍 ?
眠り ?
いえいえ、選ばれたのは、蜂蜜パイ
そうきましたかー。
- 作者: 村上春樹
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/11/28
- メディア: 文庫
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では、筒井康隆は?
個人的に好きなのは、
かくれんぼうをした夜
走る取的
で、本に載っているのは……屋根。
???
そんな作品あったっけ?
あるようです。『原始人』所収。
最後に、大江健三郎はどうか?
飼育、死者の奢り、奇妙な仕事、鳥、空の怪物アグイーなど、20代に名作が多い。個人的には、人間の羊が好きだ。そのどれかかなと思ったら、
「涙を流す人」の楡
でした。後期かよ。
こんな感じで、好みが自分とは違う人のおすすめを知ることができてよかった。とりあえず幅を広げるためにも、半分は読んでみたい。
リップル本。予約したで
ついに出ましたリップルメインの本。
仮想通貨リップルの衝撃 Rippleが実現する"価値のインターネット"
- 作者: 四條寿彦(著)、Giant Gox(監修)
- 出版社/メーカー: 天夢人
- 発売日: 2018/03/17
- メディア: 単行本
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リップルすごいぞ情報はすでに本になっていて、
アフター・ビットコイン: 仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者
- 作者: 中島真志
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/10/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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仮想通貨と確定申告
仮想通貨を始めたのが2017年8月、ちょうど会社の夏季休暇で、時間的精神的に余裕があったときでした。ビットフライヤー、次いでコインチェックに登録して、始めはいろんなコインを買って、数万円の増減で一喜一憂しながら、こちゃこちゃ仮想通貨どうしの取引をしておりました。
その時には、仮想通貨どうしの取引には税金がかからないというのをツイッターで見てたので安心してたんですけど、どうしたことでしょう。皆さんご存知のとおり、仮想通貨どうしであっても利益には課税されますね。聞いてないよそりゃあ、と青くなったのですが、先日計算したところ、恥ずかしながら利益は20万以下だったので、今年は確定申告をする必要はなし!残念!したかったなぁ。。。仮想通貨OL(もうすぐ会社員ではなくなる)の玲奈さんという有名な人のブログで、確定申告のやり方を勉強したのに。
仮想通貨にかかる税金の確定申告のやり方超まとめ! – 丸の内OL3年目 玲奈の仮想通貨の投資ブログ~2018年最新トレンド
来年こそ申告すゆぞ。いやでも、リップルガチホ勢なんで必要ないかも、、、という話は別の機会に。
はじめまして!!
はじめましてタレーランと申します。
ブログタイトルは何がいいか考えてた時に、ふと頭をよぎったのがタレーランという言葉だったので、軽い気持ちでつけてみましたタレーラン。なかなかいい響きかと、タレーラン。
高校では世界史をやったから、フランス革命あたりで出てきたことくらいは記憶していましたけどね、どうしてこのタイミングで頭をよぎったのかはよくわからないです。「喫茶店タレーランの事件簿」みたいな名前の小説は読んだことないし。フランス革命つながりでいえば、ロベスピエールやダントンの方が名前がかっこいいかも、と揺らいできましたが、初志貫徹、もうタレーランでいこうタレーラン。
で、このブログでは、明日からこんなことを投稿していきます。
- 読んだ本の内容と感想
- 仮想通貨の勉強してて学んだこと
つまりはアウトプットですね。30超えたんで、インプットばかりの生活から一転、アウトプットもしてみようかと思った次第。
まぁ、この通りにいくかなんてわかりませんが、とりあえず100本を目指してコツコツやっていこうと思いますので、ご愛顧のほど宜しくお願いします、といっても、誰が読むんやという気ぃしかしない。